夏芸大ディレクターコメント
『つくること、考えること、深めること』

2026.07.16

AIやSNS で情報があふれる今、⼀つのことにじっくり向き合う時間は少なくなっているかもしれません。夏芸⼤「思考と創造を楽しむ」部⾨は、そんな時代だからこそ⼤切にしたい「つくること」と「深めること」の時間を⽤意しています。

制作系の講座では、陶芸・染⾊・⼯芸など素材と⼿が出会う体験を。失われた仏像の腕や装飾を想像しながら復元する仏像修復講座では、ものをつくる⾏為が⽂化財への新しい⾒⽅を開いてくれます。油絵や⽇本画、⾦銀箔を⽤いた絵画表現など本格的な美術に触れる講座も揃っており、初⼼者から経験者まで歓迎です。

 

思考系の講座も個性的です。中世史・菌類と⾃然哲学・映画と⽇本社会など、⼀筋縄ではいかないテーマに、その道を深めてきた講師と⼀緒に踏み込みます。⾃分だけの展覧会を企画したり、神話・⺠話・怪談から物語の本質を探ったり

──「考えること」そのものを楽しむ場があります。

 

効率とは少し離れた、じっくりと向き合う時間。趣味を深めることは単なる余暇ではなく、好奇⼼を掘り下げ、⾃分だけの景⾊や出会いを広げる営みです。⼈は誰でも想像し、⼯夫し、何かを⽣み出す⼒を持っています。その⼒こそが創造性であり、誰もが持つアーティスト性だと思っています。

新しいことに挑戦したい⽅も、以前から気になっていたことを深めたい⽅も、ぜひこの夏、東北芸術⼯科⼤学でつくる楽しさと学ぶ楽しさに触れてみてください。

 

 

 

夏芸大|思考と創造を楽しむ 部⾨ディレクター

村上滋郎/Murakami Jiro

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